#007
駅利用者とテナントの方が楽しめるよう、日々模索中
企画開発
Y.H さん
1997年生まれ 三重県立伊勢高校 出身
商学部 商学科 卒業
- 文学部 伊藤 凌汰 さん
学生時代
会計から経済まで幅広く学びたかったため東海地方の中でも税理士の合格率が高い愛知学院大学に進学し、簿記や経済学、マーケティングについて学びました。在学中は大手の外食チェーンでアルバイトをしながら大学で学んだことを生かし、集客や利益目標の達成に向けた取り組みを行いました。まだ大学生だったのですが運営責任者に任命され、店内のレイアウトを工夫したり発注、仕込み、メニュー、販売方法などを客層に合わせて工夫することで利益を目標まで高めることに成功しました。
仕事について
名古屋ステーション開発は名古屋駅の「うまいもん通り」や「アスティ」などJR東海主要駅の商業施設や沿線高架下の開発・管理を行っている会社です。私は主に「アスティ大垣」の販売促進や広報、企画、運営を担当しています。テナントの皆様とのコミュニケーションの中でご意見やご要望、困りごとや挑戦したいことをヒアリングし、課題の解決や目的の達成に向けて関係各所と協力して企画を進めていきます。
今年度は市役所や駅前商店街と連携したイベントの開催や店舗を誘致しての催事の開催、幼稚園・保育園と連携したイベントの開催を行いました。その他月数回JAやテナント、生産者の皆様と協力して地元の野菜や果物の魅力をPRするフェアを開催しています。取り組みの様子がテレビや新聞で紹介されることもしばしば。
関係者の皆様と作り上げた企画が成功するのを見るのはとても楽しいです。今後もテナントや関係者の皆様と協力し、私自身も楽しく仕事することで施設を利用される皆様が来る度にわくわくしてくれるような、楽しい商業施設を作っていきたいと考えています。
メッセージ
色々な所に行って、たくさん遊んで、やりたいこと全力でやってください。遊びも勉強も楽しんでやることが大切だと思います。学生の内しかできないことを経験することは、将来の力になると思いますよ。
この記事を担当した学生
伊藤 凌汰さん 文学部歴史学科
編集後記
今回の取材を通して学んだことは、「自分自身が楽しむ」ことの重要性です。どれだけ給料が良い仕事でも、そこにやりがいや楽しさが無ければ長続きはしません。先輩の話を聞いていると、本当に仕事を楽しんでいることがよく伝わりましたし、その楽しむ姿勢が施設の方々と良好な関係を築けている理由だと感じました。取材を終えて、私も貴重な学生生活をもっと楽しんで過ごしていきたいと思うようになりました。