#001
失敗は、やり続ければ
失敗にならない
プレジデント
村瀨 茂高 さん
商学部 卒業
愛知県名古屋市出身。大学時代は旅行サークルに所属。サークル活動で、ツアーを計画するなど活発な学生生活を送る。サークル経験を活かし旅行会社に就職したのち、30歳の時に独立してWILLER株式会社を立ち上げる。現在、自動運転やAIルーティングなどの先進的なテクノロジーを活用した移動サービスにも力を入れている。
大阪府大阪市北区大淀中1-1-88-600 梅田スカイビル タワーイースト6階(本社) https://www.willer.co.jp/
新たな価値の創造をめざし、独自のマーケティングシステムにより、都市間高速バス「WILLER EXPRESS」やローカル鉄道「京都丹後鉄道」の運行をはじめ、自動運転やAIルーティングなどテクノロジーを活用した新たな移動サービスにも取り組む。シンガポール、ベトナム、台湾にも現地法人を創立し、日本・ASEANにおいて移動サービスを開発・提供している。
さまざまな情報から、新しいアイデアが生まれる
弊社は、みなさんに馴染みのあるものだと高速バス「WILLER EXPRESS」といった移動サービスや「WILLER TRAVEL」という移動ポータルサイトの運営をおこなっています。旅行業界に限りませんが、大事なのは情報量。たとえば恋人にプレゼントを贈ろうと思ったとき、恋人のことをたくさん知っていると、何がよろこんでもらえるかを考えることができると思います。多くの情報を知っているからこそ、その組み合わせの中から新しいアイデアが生まれるんです。中にはこれまでにない面白いものが生まれ、人生が変わることもありますよ。
困難を解決するまでの道筋にワクワクする
何かを始めて困難が起きたとき、それをつらいと思うのか、解決するまでの道筋に楽しさを覚えるのか、2種類に分かれると思います。私は、後者の考えで、困難を解決することにワクワク感を覚えるので、あまり挫折を感じたことはないですね。また、成功するまで挑戦し続けるので、あまり失敗したという経験もないかもしれません。ただ、場合によっては不可能なことがあるかもしれないので、そのときはスパッと諦めて、気持ちを切り替えて違う目標を見つけることも重要だと思います。
新たな流行をつくる力が愛学生にはある
大学生活を通して、自分は何をしたいのかをしっかり考えることが大切です。私は旅行サークルに所属していろいろなツアーを計画していました。その経験、サークル活動がそのまま仕事になっています。また、同じ時間を共有した仲間は一生の関係になるので大切にしてください。社会に出たときの糧になりますし、人生の豊かさに大きく貢献すると思います。愛知学院大学には、いろいろなことにチャレンジできる環境がありますし、愛学生には、新たな流行をつくり出す力があると思いますよ。