
#017
まわりの声を振り切ってまでやる
「情熱ある領域」
プレジデント
阪野 思遠 さん
文学部 卒業
10歳のとき、生まれ育った上海から日本へ。最初は言葉や文化の壁に大きく挫折を味わったが、日本で過ごしていくうちにコミュニケーションの本質を知る。それは、口先のものではなく、人と人が文字通り心からつながるものであった。そんな思いから、学習目的ではない、すべての人の交流の場として英会話カフェをオープン。2013年LanCul株式会社を設立。
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F COEBI https://lancul.com/
2013年設立。英語や海外文化に興味をもち、自分らしいライフスタイルを求めるお客様にサービスの提供を通して、お手伝いすることを目的に設立。LanCul株式会社に関わったお客様に言語と文化を通して、人々の心を豊かにするきっかけを与えて、多様性あふれる世界をめざしている。
起業したきっかけ、起業するために必要なことは?
大学で専攻していたのは英語だったのですが、ゼミはビジネス寄りの専攻でした。そのころから、何かを売ることに興味があったんです。だから、最初に就職したのは商社。働くなかで、今いる会社を変えていくより起業したほうが自由にやりたいことができると思い、結局は8ヶ月くらいで退職。LanCul株式会社を起業しました。英会話カフェを始めたのは、大学の学んだ英語の知識が使えるからです。僕の経験上、語学って読み書きだけでは足りません。いろんな経験を通して英語自体を好きになってほしいという思いでやっています。

LanCul一番の魅力を教えてください。
私たちは、「英語を教える」ということはやっていないんです。LanCulの目的は、「人の心を豊かにする」ということが目的ですから。だから、英語がペラペラになっていなくても、「生きる目的が見つかった」「楽しく過ごせるようになった」そういう言葉をもらうととてもうれしいです。初心者のままずっとLanCulが提供するサービスを使ってくれていてもかまわない。情熱をもって生きるのと、ただやみくもに生きるのでは、人生の質がまったく違います。僕らの願いは、英語という方向から刺激を与えて、それぞれの人に情熱をもてる領域を見つけてもらうことなんです。

愛学生に向けてメッセージをお願いします。
まわりの目を気にして、やりたいけどやれないことがあるなら、一歩を踏み出してやってほしいです。間違ったと思ったら一歩引けばいいんです。僕もたくさん間違えました。ラジオDJの1日体験に参加したことがありましたけど、適正がないと思ってやめたんです。人生ってこれの繰り返しだと思います。あとは、起業したいのであれば長所を伸ばしたほうがいいです。短所を伸ばすとみんな平均的な人になってしまう。起業者って少しくらい尖っていたほうが丁度いいんです。現に、僕は毎日英語づくしの生活を送っていたおかげで今があります。