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自分はまだ成長途中。次はもっとよくすると、自分を鼓舞
自動車セールススタッフ
児玉 龍樹 さん
1993年生まれ 名古屋経済大学高蔵高校 出身
総合政策学部 総合政策学科 卒業
- 経営学部 河野 英貴 さん
学生時代
「高校時代に力を入れていたのは、部活動の軟式テニスです。テニスは初心者で、技術的についていくことが大変なときもありましたが、とにかく練習はしっかりやろうと真面目に取り組んでいました。そんな姿勢が評価されたのか、3年生のときにキャプテンを任せていただきました。人の上に立つという慣れない役割でしたが、チーム全体のことを考え、勇気をもって発言することでしっかりと役割を果たすことができたと思います。高校卒業後、愛知学院大学に進学しました」
―大学時代について教えてください。
「大学の講義で印象に残っているのは、災害対策用のハザードマップを制作したことです。街に出て地域の方たちとふれあいながら制作する過程は刺激的でしたし、コミュニケーション力が身についたと思います。ハワイとオーストラリアへ行った体験も忘れられない思い出です。英語が苦手で、うまく話すことができませんでしたが、言語の壁があっても伝えようと自ら発信していけば、理解してもらえることが多かったです。伝わらないからあきらめるのではなく、自分から積極的に発信していくことの大切さを知ることができました」
仕事について
「大学卒業後、愛知ダイハツ株式会社に就職しました。この仕事は、お客様に自動車の正確な情報を伝えることが大切。1年目は、車種ごとの特徴や性能などの情報を調べ勉強していました。車の知識はもちろんですが、笑顔も同じくらい大切。常に笑顔で、お客様と気持ちのいいコミュニケーションをとることも心がけています」
―仕事内容を簡単に教えてください。
「新車を販売する営業の仕事です。『この車がほしい!』と決めてお店に来てくださるお客様もいますが、そこまで具体的に決めていないお客様も多いです。その場合は、お客様との会話を通して、ライフスタイルや家族構成、通勤で使うのかなどの用途、荷物を積むための広さを重視するのか燃費を重視するのかなどを聞いていきます。その情報をもとに、お客様のニーズにピッタリな自動車を提案します」
やりがい
「やりがいにつながっているのは、お客様と信頼関係を築くことができたときの達成感と、頑張って結果を残せばそれが反映される営業の評価システムの2つです。私を信頼していただき、お客様から『児玉君に任せるよ』と、点検や保険なども任せていただけるのは本当にうれしいですね」
メッセージ
「新人のころは右も左もわからず、ミスをして落ち込むこともありました。でも、『自分はまだ成長途中で次はもっとよくする』と自分を鼓舞していろんなことに取り組み、成長することができたと思います。みなさんも、コロナの影響で遊びも学業も十分にできていないかもしれませんが、工夫して自身を成長させるいろんな体験をしてほしいです。そこで得られる体験は様々なことを教えてくれますし、一生の思い出にもなります。私のおすすめは、やっぱり海外に行ってみることですね」
―ありがとうございました。
この記事を担当した学生
河野 英貴さん 経営学部経営学科