道標

MENU

#008

『ありがとう』のために、日々の訓練に励む

救急救命士(消防士)

山田 昌亮 さん

1986年生まれ 愛知県・私立豊川高校 出身

経営学部 経営学科 卒業

勤務先: 岡崎市消防本部
岡崎市朝日町3-4 https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1113/1176/syoubou-copy.html
(写真左から)杉本さん、山田さん
インタビュアー:
  • 法学部 杉本 貴優 さん

学生時代

大学時代に愛知万博でアルバイトをした際、会場の消防署で働く人たちの姿に憧れたことが、消防士をめざすきっかけとなりました。もともと水泳をやっていたので、体を動かす仕事に就きたいという思いもありました。目標に向けて、大学が実施する公務員試験対策講座を受講し、数的推理や判断推理などの試験対策や面接対策に取り組みました。試験傾向をふまえた対策ができ、この講座のおかげで試験に合格できたと思います。受講していなかったから受かっていないと思いますよ(笑)

仕事について

消防士の仕事は消火活動だけでなく、救急・救助・予防など多岐にわたります。現在、私は救急救命士として働いています。1分1秒を争う現場へ救急車で駆けつけ、命の危機に瀕した人を救うため、応急処置を行いながら病院へ搬送します。現場で重要なのは、冷静で落ち着いた判断力です。緊急時にも的確に対応できるよう、日々の訓練を重視しています。現場では訓練以上のことはできないため、日々の積み重ねが大切だと実感しています。やりがいを感じるのは、『ありがとう』という感謝の言葉をいただいたときです。それは、火災現場でも救助現場でも変わりません。そのために日々の訓練に励んでいます。

メッセージ

今まわりにいる人間関係を大事にしてください。私は今でも高校時代の水泳部の友達と遊びますし、大学の後輩と釣りに行っています。ただ、私は将来の夢をすぐには見つけられませんでした。みなさんも焦る必要はありません。まずは、いま目の前にあることを頑張ってください。目標が見つかったときに、それまで努力してきた経験がきっと役に立ちます。私も水泳を頑張った経験が救急救命士の仕事に応用できています。

この記事を担当した学生

(写真左から)杉本さん、山田さん

杉本 貴優さん 法学部法律学科

編集後記

本日のインタビューでは、幼少期から水泳に打ち込み、高校時代にインターハイ決勝進出を果たした山田さんの努力と成長の物語を聞くことができました。愛知学院大学に進学後、愛知万博でのアルバイトを通じて消防士への道を見つけ、公務員試験対策講座の成果で試験に合格。消防学校での厳しい訓練を経て、現在は救急救命士として活躍しています。現場で冷静な判断を求められる山田さんにとって、訓練が不可欠であり、感謝の言葉が最大のやりがいだと語る姿が印象的でした。私もこれからの学生生活、今ある人間関係を大切にし、前向きに何かに挑戦し、打ち込む姿勢を大切にしたいと思いました。

取材協力

岡崎市消防本部

愛学生が先輩を訪問取材しています。
取り上げて欲しい業界や職業、テーマなどありましたら、
リクエストしてください。

また、「是非、取材に来て!」という先輩からのご連絡もお待ちしています!

リクエストする!

Facebook Instagram Mail