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学生時代の友人は、仕事の良き理解者
栄養士
加藤 瑛理香 さん
2000年生まれ 愛知県立惟信高校 出身
健康科学部 健康栄養学科 卒業 (旧:心身科学部)
- 文学部 岩本 紗英 さん
学生時代
大学の調理実習では、塩分制限や脂質制限などで病気の進行を抑える病態食の調理をする機会がありました。授業で得た経験は、今の仕事にとてもいきていると感じます。授業では、病態食の調理以外にも、和食を中心に彩りを意識した料理をよく作っていました。なので、アメリカ研修に1週間行った際、日本とアメリカの給食の違いに新しい発見がありました。改めて彩りを大切にする和食の文化の魅力にも気づくことができ、視野が広がりました。日本に帰ってきてからもモノの見方が変わったと思います。
仕事について
栄養士として病院に勤務しており、食事の献立作成・盛り付け、発注、事務作業などを担当しています。1日の食事の提供数は、職員さん向けに120食、患者様向けに60食〜100食です。食事は生活のベースになるものです。患者様に普段の食事と変わらない幸せを感じてほしいという思いで、クリスマスケーキやひなまつりのちらし寿司などの行事食を取り入れたり、アレルギーや好みを反映したりする工夫をしています。職員さんからの「おいしかったよ!」という言葉、退院される方からの「アレルギー対応してくれてありがと う!」という言葉にやりがいを感じます。
メッセージ
とにかくやりたいことにチャレンジしてみて、学生時代の今しか経験できないことをしてほしいです。そして、そのなかでできた友人を大切にすると、社会人になってから相談ができてとても心強いです。私は同じ目標をもった友人と大学時代を過ごし、卒業後も同じ業種に就いています。友人と情報交換や仕事の相談ができるので支えにもなりますし、刺激を受けたり仕事で役に立つ発見があったりしますよ。
この記事を担当した学生
岩本 紗英さん 文学部宗教文化学科学科