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#016

地域のみなさんの健康を守ることが私の仕事

市役所職員(生活衛生課)

K.R さん

1998年生まれ 南山国際高校 出身

薬学部 医療薬学科 卒業

勤務先: 岡崎市役所
岡崎市十王町2-9 https://www.city.okazaki.lg.jp
(写真左から)K.Rさん、梶浦美咲さん
インタビュアー:
  • 法学部 梶浦美咲 さん

学生時代

薬の構造や性質、身体の中でどのように反応するのかなどの薬理学を中心に、食品の添加物やアレルギー、薬機法についても学びました。一人では理解するのに時間がかかる内容も、得意な分野を教えあったり、ホワイトボードで説明してもらったり、ゼミ室の仲間と情報交換をしながら勉強しました。 国家資格である「薬剤師」の勉強は難しく、落ち込むこともありましたが、仲間と励ましあうことで最後まで頑張り通せたと思います。研究や勉強だけでなく、友達と誕生日パーティーをするなど、メリハリをつけて勉強できたことも思い出に残っています。

仕事について

現在私は、岡崎市役所の保健部生活衛生課で働いています。地域のみなさんの健康を守ることが私の仕事。取得した薬剤師の資格をいかし、ドラッグストアの開設許可を出したり、学校で薬物乱用防止教室をしたり、骨髄バンクのドナー登録などおこなっています。さらに、興行場、旅館業、美容室などへの営業許可や指導、不特定多数の人が集まる特定建築物の立ち入り検査なども私の仕事です。とても幅広い業務を任されているので、意外とみなさんの身近なところで関わっていると思います。健康被害が出てからでは遅いので、様々な施設の営業許可を出す最後の関門という意識で日々の仕事に取り組んでいます。

メッセージ

就職は、人生の中で一大イベントなので、とても悩むと思います。そんなときは、職場見学やインターンシップに参加するなど、積極的に外へ出てほしいです。意外と自分の方向性やいい職場が見つかるきっかけになりますよ。私も現職に就くきっかけは、5年次の12月に岡崎市保健所の職場見学に参加したこと。入学当初は薬局の薬剤師をめざしていたのですが、職場見学がきっかけで、食品関係や病院、保健所など、幅広い分野で活躍できる公務員の仕事に魅力を感じました。ギリギリまで悩みましたが、自分を信じて進んだ決断は間違っていなかったと思っています。

この記事を担当した学生

(写真左から)K.Rさん、梶浦美咲さん

梶浦美咲さん 法学部現在社会法学科3年学科

編集後記

今回のインタビューでは、笑顔で楽しそうに仕事や学生時代のことを話してくださいました。中でも、「地域の方、業者の方を守る意識で」仕事をされているということが印象に残り、責任感と誇りをもち仕事をされているのだなと思いました。仲間とともに勉強したことが今の仕事にもいきているというお話を聞き、私も、大学の仲間と勉強を教えあい、切磋琢磨していきたいと思いました。

取材協力

岡崎市役所

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