#025
前向きに頑張る患者さんの姿に
私自身が勇気づけられることも
言語聴覚士
木下 愛理さん・山本健太朗 さん
2002・2001年生まれ 岡崎東・豊田高校 出身
健康科学科 言語聴覚士コース 卒業
- 心理学部 干野 未夢 さん
学生時代
3年次の模擬カンファレンスが特に印象に残っています。実際の患者さんの動画をもとに、問題点を分析し、グループでリハビリプランを検討・発表するという内容でした。グループごとに異なる視点や考え方にふれ、多角的に状態を捉える大切さや討論後の達成感を実感しました。そのときの経験は、現在の臨床現場でもいかされています。(枝川さん)
私は脳神経の授業が印象深く、先生の優しくわかりやすい指導が心に残っています。働きはじめてからも必要となる知識で、特に脳梗塞などの理解に役立っています。さらに、大学で同じ目標に向かって努力する仲間と出会えたことも、国家試験合格に向けて大きな支えとなりました。(山本さん)

仕事について
言語聴覚士は、「話す・聞く・食べる(嚥下)」に特化した国家資格をもつ医療専門職です。主に喉から上の機能を対象に、発話や嚥下、認知機能などのリハビリを行っています。(枝川さん)
具体的には、脳卒中や脳梗塞、脳腫瘍、失語症などの患者に対し、検査で機能低下の部位を評価し、個々に合ったリハビリ計画を立てています。仕事のやりがいは、患者さんが回復していく過程を間近で見られることや、患者・家族からの感謝の言葉です。脳梗塞で言葉が出なかった患者さんが、転院直前に初めて「ありがとう」と伝えてくれたときは本当に嬉しかったです。(山本さん)
私も患者さんの言葉や姿にやりがいを感じます。脳腫瘍による失語症で状態が悪化していくなかでも、前向きに頑張る患者さんの姿に私自身が勇気づけられることも多いです。(枝川さん)


メッセージ
勉強だけでなく、遊びも含めて大学生活を楽しんでほしいです。医療現場では多職種との関わりが多いので、多くの人と接して、コミュニケーション能力や人間力を身につけておくことが重要だと思います!(枝川さん)
患者さんを理解するためには、「話す力」だけでなく「聞き込む力」も大切です。大学時代に、様々な経験をしてほしいです。旅行や趣味、スポーツなど幅広い体験を通して話題を増やすことで、医療現場で多様な患者さんと関わる際に役立ちます。(山本さん)

この記事を担当した学生
干野 未夢さん 心理学部心理学科
