#030
みんなをhappyにするため、
常に挑戦し続ける
プレジデント
小出 崇博 さん
商学部 卒業
大学在学中から、授業の時間割を工夫して芋銀でアルバイトとして働く。学生時代から芋銀が生活の一部になっていた。大学卒業後、芋銀に入社。2015年に株式会社芋銀の5代目代表取締役社長に就任。いろいろなことにチャレンジしてきた創業者・銀次郎の精神を引き継ぎ、人とのつながりを大切にしながら常に挑戦を続ける。
愛知県名古屋市熱田区川並町2-22 https://www.imogin.co.jp/
明治時代、小出銀次郎が芋を売るようになったのがはじまり。名古屋市中央卸売市場が開設されると同時に入場し、現在、フルーツの仕入れ・販売、カットフルーツの製造、青果物の加工、外食事業を展開している。2020年には、日本最大級のカットフルーツ工場、「フルーツファクトリー江南」をオープン。創業120年を超えた現在も、フルーツの新しい可能性を追求する。
事業を展開するうえで心がけていることは?
当社は、フルーツの仲卸や加工を中心に、外食事業など様々な事業を展開しています。芋売りにはじまり、ここまで成長する過程で「常に挑戦し続ける」ことを大切にしてきました。挑戦は大きなものから些細なものまで様々です。たとえば、大きな挑戦はカットフルーツや冷凍フルーツの製造販売に取り組んだことが挙げられます。反対に、些細なものは昨日の仕事の流れを振り返り、翌日の業務でアップデートするといったことです。物事の大きさに関わらず、日々挑戦することで成長を続ける努力をしています。
仕事のやりがいを教えてください。
人に信用されること、頼られること、必要だと思われることがやりがいや達成感につながっています。やっぱり、誰かに頼られるのは嬉しいですよね。それらがあれば、きつい仕事でも続けられると思います。そして、社員の頑張りを認め、信頼し、やりがいをもって働ける会社にしていきたいと考えています。もちろん社員だけでなく、お取引先様、フルーツを食べてくださるお客様、フルーツの生産者のみなさんにも満足していただくことが私たちの使命です。
愛学生に向けてメッセージをお願いします。
私は大学時代、朝の4時から9時まで芋銀でアルバイトをして、そのあと大学に行き、講義が終わってからも、電話で在庫確認などをおこなっていました。大学生のころから私にお客様がついてくださり、その経験が今につながります。当時のお客様からは、「常に相手の身になって考える」ことの大切さなど、たくさんのことを学びました。大学の講義では、マーケティングが1番好きでした。商品の魅力を最大限に伝える営業力は、そのときに学んだものが大きいです。学生のみなさんには、時間のある今だからこそ、いろんなことに挑戦してほしいです。失敗をしても成功をしても、その経験から学ぶことがきっとあると思います。