道標

MENU

#012

将来は無限大、継続すれば
大きな夢も絶対に叶う

プレジデント

松川泰三 さん

文学部  卒業

愛知県出身。大学時代は学祭で軽音楽部と一緒にドラムを担当するなど自由な時間を過ごす。大学卒業後、メイティックス株式会社に入社。その後、36歳で代表取締役社⻑に就任。現在は、会社をアメリカにも進出させ、グローバルに活躍している。

勤務先: メイティックス株式会社
愛知県西尾市中畑町安左東18番地 https://matix.co.jp/

大正10年11月に製瓦機メーカーとして松川鉄工所を創業。昭和33年3月には株式会社に組織を改め、平成23年に現社名に。現在は「技術のメイティックス」と呼ばれるほどの高い技術力で、自動車部品をはじめとするさまざまな分野の異形物切削メーカーとして活躍している。

入社してから苦労したことや学んだことはありますか?

大学を卒業してすぐに、メイティックスに入りましたが、普段は社⻑の息子として周囲から見られていました。そのため、なかなか一般社員と同じような目線での指導を受けられませんでした。しかし、入社と同時期から所属していた「若芽会」という社⻑育成塾では、同じ志をもった若者が集まり、悩みを共有したり、なかなか人に言えないことなどもお互いに打ち明けたりすることができました。一般社員と同じ立ち位置で指導を受けられたことは、自身の成長につながったと思います。つらいことも多くありましたが、社⻑としてのスケジュールの組み方や備品の使い方といった実務的なものから、心構えや周囲への気づかいまで、様々なことを学ぶことができました。その後、36歳のときに代表取締役社⻑に就任することになりました。

社長に就任してから印象に残っている出来事はありますか?

2008年に起きたリーマンショックが印象深いです。一時は売上が約8割減少し、会社として厳しい状況が続きました。この状況を打開するために、不採算製品の生産中止、労働時間等の改善を含め、大幅な経費の削減をしました。その結果、海外拠点を閉鎖することなくこの危機を乗り越えることができました。それが、グローバル化に力を入れるきっかけにもなったのです。時代の変化や状況に合わせ、技術で応えることが私たちの使命でもあります。現在、我が社は国内外で400人以上の社員を抱えています。もし会社がなくなれば、その人たちと家族も含め全員が路頭に迷うことになってしまいます。そうならないようにするための責任が社⻑にはあると考えています。社員が困っていることを改善し、よりよい方向に導いていくことが社⻑の仕事だと思います。また、若い社員たちと対話をすることで、私自身も元気をもらっていますよ。

学生に向けてメッセージをお願いします。

貴重な学生時代をしっかり楽しんでください。就職したら、きっと自由な時間が少なくなるので、たくさん友達を作ってたくさん遊んで、学生時代にしかできないことに取り組んでください。そして、どんなことも前向きに捉えて、何事もあきらめないでください。どんなことでも継続することが大切です。 そして、同じ過ちを2度繰り返さないこと。1度目の失敗は経験、失敗から何かを学ぶ姿勢を忘れないでください。これは現在私自身も常に意識していることです。学生のみなさんは、せっかくなら大きな夢をもって、それに向かって挑戦を続けてみてください。続けていれば絶対にいつか叶います。 あなたたちは日本の財産であり、無限大の可能性をもっているのです。愛知学院大学には、大きな夢に向かって頑張ることのできる環境があると思います。

取材協力

メイティックス株式会社

愛学生が先輩を訪問取材しています。
取り上げて欲しい業界や職業、テーマなどありましたら、
リクエストしてください。

また、「是非、取材に来て!」という先輩からのご連絡もお待ちしています!

リクエストする!

Facebook Instagram Mail