#026
失敗したらやめればいい。
チャレンジすることが大切
プレジデント
安藤 明弘 さん
経営学部 卒業
軽音サークル「LMC」に所属し、バンド活動に青春を捧げる。26歳のときに丸昇に入社し、半年間、工場でプリント技法を学ぶ。38歳のときに代表取締役に就任。現在は、従業員の「幸せ」に重きをおいており、男性の育児休暇推進や農業事業を始めるなど新しい挑戦を続けている。
愛知県海部郡蟹江町富吉3丁目210番地(本社工場) https://www.marusho369.com/toppage/about/
1985年に創業し、最新のプリント機械から昔ながらの手刷りのシルクスクリーンまで様々なプリント技法を使い、アパレル製品へのプリント・加工をおこなう。常に新しいプリント技法・表現方法の開発に取り組み、国内随一の技法数を誇る。2021年からは、無農薬にこだわった綿花栽培と野菜栽培の新事業をスタートさせる。
経営者として大切にしていることを教えてください。
従業員のモチベーションを上げることです。そのために、リーダーや仲間が声をかけることが大切です。社員全員が健康で元気な日なんて1日もありません。そんなときに誰かが声をかけることで、自然と社内の雰囲気がよくなっていくと思います。弊社では、リーダーと月に1回話す機会を設け、悩みを聞くようにしています。その際は、相手に共感しながら傾聴することを意識しています。リーダーが成長すると会社も成長しますからね。
新しいことにチャレンジをするときに意識していることを教えてください。
失敗したらやめればいいと思っています。チャレンジすることが大切。弊社の事業は、創業以来アパレル製品を中心としたプリント・縫製が中心ですが、2021年に綿花と野菜を栽培する農業事業部を立ち上げました。当初も、とりあえず5年くらいやってみて、日の目を見なかったら辞めようと話していました。これは大きなチャレンジですが、私たちは日々、小さなチャレンジもたくさんしています。躓くこともありますが、その原因がわかれば次から改善すればいい。その失敗は経験値となりますし、あとから笑い話にもなりますよ(笑)。みなさんも、失敗を恐れずにチャレンジしてください!
愛学生に向けてのメッセージをお願いします。
私は大学生活をバンド活動に捧げました。ライブ会場や合宿のホテルの予約など何事も自分たちで企画して進めていくなかで、社会性が身についたと思います。今の自分にとってなくてはならない時間だったと感じています。みなさんには、素直で自己反省のできる人間になってほしいです。まず、失敗したときに言い訳をしないこと。失敗をどうポジティブに捉えられるかが重要です。一発で自転車に乗れた人なんていないでしょ?失敗を繰り返してでも、少しずつ成長していってください!