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#007

2021.09.03

子どもたちと一緒に野山へ。
身近な里山の魅力を再発見。

総合政策学部 総合政策学科 2年各務 友梨 さん

総合政策学部総合政策学科のリサーチ・プロジェクトでは、学生が様々な社会課題に向き合い、解決策を検討しています。2021年7月には日進市・北高上緑地にて、地元の小学生と保護者を対象にしたネイチャービンゴを開催。コナラやクスノキなどの多様な木々の景観を楽しんだり、キツネやタヌキが暮らす洞穴を見つけたり──。身近にある自然にふれることで、里山の大切さやその保全に関わる方々の今後の人材不足などの問題を伝えようと企画しました。

集まった参加者に熱中症対策などの注意点を説明します。

子どもたちと学生がチームになってネイチャービンゴゲームに出発していきます。

自然豊かな里山の中へ。緑が多く、なびく風もこころなしか涼しく感じました。

キノコの生えた古い切り株には、かわいい蔦が共生していました。

日進市を一望できる「見晴らしポイント」に到着。記念写真を撮ります。

「見晴らしポイント」からの眺望。いつも生活している街のすぐそばに豊かな里山があることを実感できます。

森の中の案内板を頼りに自由に散策します。

「どっちに行く?」「コッチ!」「いや、アッチ!」この日初めて会った子どもたちともすぐに仲良くなりました。

木々などの資源生産や水源涵養(かんよう)などの里山の役割をクイズ形式で紹介しました。

空まで届きそうな竹林。しかし竹の成長力は強いため、人の手で管理することが大事なのです。

ビンゴのマスを埋めていくことで、自然と里山について知ることができるよう工夫しました。

こまめな水分補給、蚊や蜂などの虫対策も万全に行いました。

見つけたセミの抜け殻を頭の上にのせて記念写真です。

ゴールした子どもたちからビンゴカードを回収。ほとんどのチームがビンゴのマスを埋めました。

INTERVIEW
TO...

イベントの企画・運営から得た自信。これからも前向きに挑戦し続けたい。

イベント当日はとても暑かったのですが、多くの参加者と里山を楽しむことができました。感染症や熱中症、ケガなどの対策も万全にしたことでトラブルもありませんでした。そして終了後には「またここに来たい!」と言う子どもたちもたくさんいました。自分たちが企画・運営したイベントでみんなが笑顔になって北高上緑地の魅力が伝わり、里山にまつわる問題を考えるきっかけになれば嬉しいです。
今回のイベントは日進市との協働で行われました。そのため企画から予算、広報などのすべてを市の担当者の方と進めました。普段の学生生活だけでは経験できない学外の方との協働に最初はドキドキしましたが、企画のプレゼンテーションから日々のメールのやりとりまで勉強になることばかりでした。
また一緒に活動したメンバーとのグループワークも貴重な経験でした。私はリーダーを任されましたが、私が主導するのではなく、みんなの良さを引き出すことを意識。そのせいか忙しくなっても和気あいあいと準備でき、イベント終了後には「リーダーのおかげで上手くできた!」と言ってもらえ本当に嬉しかったです。自分ひとりではできないこのようなイベントも、みんなの力を合わせればできるんだ!と実感できました。
今回のリサーチ・プロジェクトは、初めて経験することばかりで心配や不安もありました。でもこの経験を通じて、勇気をもって行動することの大切さに気づきました。これからの学生生活も物怖じすることなく、「何事もとりあえずやってみよう!」と前向きに挑戦し続け、自分をイノベーションしていけたらと考えています。

まわりの人、地元の人、みんなに笑顔と元気を届けたい。

私が愛知学院大学総合政策学部を志望したのは、将来、大好きな地元で人や街に関わる仕事がしたいと考えたからでした。学部での学びは、PCを多用したデータ分析・活用から、論理的思考の獲得、PowerPointを使ったプレゼンテーション、そしてリサーチ・プロジェクトのようなグループワークまで多彩。そのひとつひとつを積み重ねていくことで、問題解決能力が身についてきている実感があります。
私は毎日、片道1時間半ほどかけて岐阜県から通学しています。道中は講義の予習をしたり、音楽を聞いたり。時間の使い方は自分次第。通学に時間がかかっても自分が本当にやりたいことをできる大学を選ぶのが良いと思います。
また、そのほかの活動として、オープンキャンパスのスタッフをしています。高校生のころオープンキャンパスに参加して、先輩方の明るく元気な様子を見たのがきっかけ。今度は私が高校生のみんなに大学・学部の良いところを伝えることができたらと考えています。
リサーチ・プロジェクトもそうでしたが、私は大学でのさまざまな経験を通じて、人と接することが楽しくて大好きなんだと再確認できたように思います。これからもいろいろなことに挑戦し続け、自分のまわりの人や地元のみんなに笑顔や元気を届けられるようになりたいと思います。

これからも愛知学院大学のホットなトピックスを配信して行きます。
お楽しみに!
また今後、取り上げてほしいテーマなどありましたら、
リクエストください。

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